紀伊風土記の丘資料館

紀伊風土記の丘資料館

和歌山県立紀伊風土記の丘の中心施設であるミュージアムが紀伊風土記の丘資料館。国の特別史跡・岩橋千塚古墳群(いわせせんづかこふんぐん)など、和歌山県内の遺跡、古墳、根来寺などからの出土品の保存、調査研究、公開のため、郷土出身の実業家・松下幸之助(現在の和歌山市の出身)の寄付で、昭和46年にオープンしたものです。

岩橋千塚古墳群のビジターセンター的存在

JR和歌山駅東方約2kmに位置する標高20m~150mほどの丘陵地に分布する岩橋千塚古墳群(和歌山県で唯一の国の特別史跡)のビジターセンター的な役割を担う資料館で、発掘調査が継続して行なわれています。
大日山35号墳から出土した両面人物埴輪(頭部の両面に顔の表現をもつ国内唯一の埴輪=古墳に悪いものを寄せ付けない特別な霊力をもった人物)、翼を広げた鳥形埴輪なども収蔵展示しています。

紀伊風土記の丘資料館

取材・画像協力/和歌山県

紀伊風土記の丘資料館
名称紀伊風土記の丘資料館/きいふどきのおかしりょうかん
所在地和歌山県和歌山市岩橋1411
関連HP紀伊風土記の丘公式ホームページ
電車・バスでJR和歌山駅から和歌山バス紀伊風土記の丘行きで20分、終点下車、徒歩5分
ドライブで阪和自動車道和歌山ICから約3.5km
駐車場和歌山県立紀伊風土記の丘駐車場(80台/無料)
問い合わせ和歌山県立紀伊風土記の丘 TEL:073-471-6123/FAX:073-471-6120
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
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