茶臼山高原

愛知県の最高峰・茶臼山（1415.8m）の南東の肩に広がる豊根村の茶臼山高原（ちゃうすやまこうげん）。高原の一部はすでに長野県売木村と根羽村です。愛知県側には59.1ha（草地29.4ha）という広大な茶臼山高原牧場が広がる牧歌的な光景。基地となる「休暇村茶臼山高原」もあり、愛知随一の高原リゾートになっています。

愛知・長野県境に広がる牧歌的な高原

5月〜11月の間なら乳用メス子牛（ホルスタイン種）数十頭が標高1200mの高原に放牧され、まさに高原リゾートといった感じ。
畜産総合センター茶臼山高原牧場は、標高1150m～1250m、21の牧区に分かれるという広大な牧場のため、残念ながら牛を探すのは少し大変。
愛知県畜産総合センター段戸山牧場では、県内酪農家の乳用雌子牛550頭ほどを毎年預かっていますが、そのうちの一部、25頭〜50頭（平均9ヶ月齢）ほどを茶臼山高原牧場に移動させて放牧しています。

高原の中心には「休暇村茶臼山高原」（コテージなども備えた施設充実の公共の宿）があり、宿泊のほか、昼食や日帰り入浴も可能。
「休暇村茶臼山高原」を中心に散策路も整備されています。
宿泊して「朝のお散歩会」に参加すれば、運が良ければアルプスの大パノラマを展望することもできます。

休暇村茶臼山高原、レストハウス「やはず」を起点に高原を楽しもう！

秋は愛知県で最初に色づく紅葉も見事で、名古屋からの小旅行には最適。
「ささやきの小径」や「愛の小径」といった散策路も設けられていて夏の避暑などには絶好。
茶臼山山頂への登山道は西側と東側の2つのルートがあり、山頂の展望台からは愛知高原の山々など360度のパノラマを得ることができます。

また高原の南に位置する萩太郎山山頂付近には40万株の芝桜が植栽され、天空の花回廊芝桜の丘という名所に。
5月中旬〜6月上旬には『芝桜まつり』も開催されています。

ダムカレーや「牧場のフロート」が名物のレストハウス「やはず」、茶臼山高原美術館のある緑地広場から萩太郎山山頂を結んでの観光リフトも運転され、山頂駅近くには「恋人の聖地」に認定の「砂の泉」もあるのでお見逃しなく。
観光リフトはグリーンシーズン中は運行。

茶臼山高原道路・やまなみ駐車場（やまなみ展望台）

2021年6月28日

湯〜らんどパルとよね

2021年6月27日

茶臼山高原天空の花回廊『芝桜まつり』｜2024

2019年4月8日