妙国寺
大阪府堺市堺区にある日蓮宗の本山が妙国寺(廣普山妙國寺)。永禄5年(1562年)、摂津・河内・和泉3国を領有した三好実休(みよしじっきゅう)が京・頂妙寺の日晄(にっこう)に帰依、東西3丁・南北5丁の境内地と蘇鉄(そてつ)…
大阪府堺市堺区にある日蓮宗の本山が妙国寺(廣普山妙國寺)。永禄5年(1562年)、摂津・河内・和泉3国を領有した三好実休(みよしじっきゅう)が京・頂妙寺の日晄(にっこう)に帰依、東西3丁・南北5丁の境内地と蘇鉄(そてつ)…
愛知県岡崎市明大寺町にある松平家(徳川家)ゆかりの古社が六所神社(ろくしょじんじゃ)。岡崎城で竹千代(後の徳川家康)が生まれたときには産土神として参拝したと伝えられ、3代将軍・徳川家光が寄進した遠州大工・鈴木長次(江戸城…
京都府京都市東山区にある天台宗の寺、方広寺。豊臣秀吉が奈良の東大寺にならって大仏建立したことで知られますが、もうひとつ有名なのが国家安康の鐘。大坂冬の陣・夏の陣の原因とされる、銘文「国家安康・君臣豊楽」が刻まれた鐘ですが…
四天王とは、東の持国天、南の増長天、西の広目天、北の多聞天という具合に仏法僧を守護している四神のこと。転じて徳川四天王は、仏法守護の四神のように、徳川家康を守り、徳川幕府を開くまでに尽力した酒井忠次、本多忠勝、榊原康政、…
京都市伏見区桃山町、大坂と用を結ぶ水運の要衝の地・伏見に豊臣秀吉が隠居所として築いた豪壮な城が伏見城。現在は2代目の伏見城(木幡山伏見城)城跡一帯が伏見桃山城運動公園として整備されています。模擬天守も建っていますが、本丸…
東京都江東区、江東デルタ地帯を東西に横断し、隅田川と旧中川を結ぶ全長4640mの運河が小名木川。天正18年(1590年)、豊臣秀吉の命で、領地を取り上げられ、江戸に移封された徳川家康が、最初に行なったのが舟運の確保で、そ…
愛知県岡崎市本宿町にある浄土宗の寺、法蔵寺(ほうぞうじ)。寺伝によれば大宝元年(701年)、行基によって法相宗の二村山出生寺として開山という古刹。松平家の菩提寺で、徳川家康も竹千代時代にこの寺で学んでいます。近藤勇の首を…
愛知県岡崎市片寄町にある臨済宗妙心寺派の寺、天恩寺。貞治元年(1362年)、足利義満が足利尊氏の遺命で建立したと伝えられる古刹。天正3年(1575年)、長篠の戦いに向かう徳川家康が、この天恩寺を宿所にし、家康が何度も振り…
宮城県仙台市青葉区にある徳川家康を祀る神社が仙台東照宮。承応3年(1654年)、仙台藩第2代藩主・伊達忠宗(だてただむね)が東照大権現(徳川家康の神仏習合の神号、本地仏は薬師如来)を伊達家の守護神として祀ったのに始まる東…
空海が開いた山上の霊地、高野山の金剛峯寺(こんごうぶじ)。江戸時代の初め、高野山には興山寺東照宮、大徳院東照宮という2つの東照宮があり、興山寺東照宮は廃絶(金剛峯寺に集約)しましたが、大徳院東照宮(寺は廃絶)が徳川家霊台…
愛知県新城市、長篠設楽原古戦場(ながしのしたらがはらこせんじょう)にある、決戦の際に弾正山( だんじょうやま )に構えた徳川家康本陣跡。武田軍に包囲され籠城した長篠城を救援するため徳川家康は設楽原に出陣し、弾正山に陣を構…
慶長10年(1605年)4月16日、徳川家康は、将軍職を我が子・秀忠に譲り、駿府を隠居所に決めて、「大御所政治」を行ないます。慶長12年(1607年)から元和2年(1616年)の間、実質的に駿府城(現・静岡県静岡市)が日…
静岡市清水区の興津(おきつ)、清水港や三保松原を望む高台にあり、「興津(おきつ)の清見寺」として知られる臨済宗の名刹。その歴史は古く、創建は7世紀頃と伝えられています。天文8年(1539年)、今川義元の軍師・大原雪斉によ…
徳川家康の遺言により徳川2代将軍・徳川秀忠が元和3年(1617年)に造営し、3代将軍・徳川家光が現在の形へと大改修(寛永の造替)を行なった徳川家康の霊廟が、栃木県日光市の日光東照宮。「日光を見ずして結構と言うなかれ」とい…
日光東照宮は、徳川家康の廟所として築かれた神仏習合の霊山。まずは久能山に祀り、その後、日光山に改葬という家康の遺言を受け、天台宗の天海大僧正の主張(山王一実神道で祀る)で東照大権現として祀られましたが、その墓所が日光東照…
石見銀山開発に尽力した奉行・大久保長安の配下、備中国早島(現・岡山県早島町)生まれの山師・安原伝兵衛が夢のお告げで発見したと伝えられる間歩(まぶ=坑道)が位置する釜屋間歩。観音菩薩に似た銀の塊を拾い、清水寺(せいすいじ)…
群馬県太田市にある縁切寺満徳寺遺跡公園は、江戸時代に縁切寺として機能した満徳寺(廃寺)の境内一帯を遺跡公園としたもの。満徳寺は、鎌倉時代に世良田義季(せらだよしすえ/新田義重の四男で、家康が徳川家の祖としています)が開基…
群馬県太田市金山城跡近くにある浄土宗の寺、大光院は、徳川家康が新田氏の祖・新田義重(源義家の孫)の菩提を弔って、江戸の芝・増上寺で修行した浄土宗の僧・呑龍(どんりゅう)上人を招き、慶長18年(1613年)に建立。徳川家康…