垂水の滝
石川県輪島市、「能登の親不知」(のとのおやしらず)といわれる曽々木海岸、寛政4年(1792年)、海蔵寺八世・麒山が掘削した「波の花道」の北にあるのが垂水の滝。岩倉山流紋岩の断崖を、海に直接落ちる落差35mの滝で、滝近くに…
石川県輪島市、「能登の親不知」(のとのおやしらず)といわれる曽々木海岸、寛政4年(1792年)、海蔵寺八世・麒山が掘削した「波の花道」の北にあるのが垂水の滝。岩倉山流紋岩の断崖を、海に直接落ちる落差35mの滝で、滝近くに…
石川県小松市西俣町を流れる西俣川上流に架かる落差7m、幅15m、二段の滝が鱒留の滝。落差はさほどではありませんが、二条の滝筋と緑の苔が美しく、被写体としてもカメラマンやSNSで人気のスポットになっています。ここから上には…
石川県能美市長滝町にある瀑布群が七ツ滝。1kmほどの沢筋にある落差12mの二の滝など7つの滝の総称が七ツ滝で、能美市の名勝。「七の滝」は少し離れた瀧浪神社(たきなみじんじゃ)前にある人工滝で、最上段の「一の滝」まで、残り…
石川県加賀市山中温泉、動橋川(いぶりばしがわ)の支流に懸かる5段になって落ちる滝が鶴ヶ滝。山中温泉から車で20分ほど走った駐車場から400mほど歩けば滝を眺めることができます。落差は5段合計で30mほど。最上段の滝が二筋…
石川県白山市を流れる手取川の渓谷にある落差32mの滝が手取峡谷・綿ヶ滝。白い綿をちぎって落としたように流れ落ちるというのがその名の由来です。駐車場から遊歩道を150mほど歩くと綿ヶ滝展望台があり、滝壺のすぐ側まで降り立つ…
福島県南会津郡檜枝岐村(ひのえまたむら)、村中心部と沼山峠への分岐点・御池(みいけ)を結ぶ国道352号沿い、檜枝岐川支流のモーカケ沢にある落差40mの滝がモーカケノ滝。国道352号ブナ坂の途中に専用の駐車場があり、駐車場…
宮崎県西臼杵郡五ヶ瀬町を流れる三ヶ所川に懸かる美しい滝が鵜の子滝(うのこの滝)。溶結凝灰岩の柱状摂理が生み出す断崖に囲まれた巨大な滝壺が印象的な滝で、落差は20m。車道沿いにうのこの滝展望台が用意されていますが、急な階段…
岐阜県高山市国府町宇津江、滝上山を源として流れ出す宇津江川は、急峻な谷あいに大小無数の滝を造り出していますが、それが宇津江四十八滝。宇津江四十八滝県立自然公園に指定され、岐阜県道479号(古川宇津江四十八滝国府線)から続…
滋賀県甲賀市信楽町神山(こうやま) を流れる神有川に懸かる鶏鳴八滝(けいめいはちたき)のうち、最大の滝が落差13mの鶏鳴の滝。瀑布群の東にそびえる信楽の最高峰、笹ヶ岳(738.5m)の残上にある廃寺の閼伽池(あ…
千葉県夷隅郡大多喜町粟又にある房総随一の名瀑といわれるのが粟又の滝(あわまたのたき)。養老渓谷の奥に位置する房総半島最大級の滝(滑滝)で、落差は30m、全長100mにも達します。上総層群黄和田層(泥岩層)のゆるやかな傾斜…
和歌山県田辺市、奥熊野の山中、熊野川支流の請川谷に懸かる滝が平治の滝。林道平治川線終点から山道を10分ほど歩けば平治の滝ですが、滝壺近くからしか滝を拝むことができません。下段8m、上段25mの2段の滝で、滝壺近くに不動明…
神奈川県足柄下郡箱根町湯本、湯本温泉街の施設充実の旅館「天成園」内にある滝が玉簾の滝・飛烟の滝(たまだれのたき・ひえんんたき)。幾筋にも分かれた水が、玉すだれのように美しく散って落ちる玉簾の滝は、清涼感たっぷり。落差8m…
兵庫県洲本市を流れる鮎屋川にかかる落差14.5mの鮎屋の滝(あいやのたき)。淡路島では随一の巨瀑で、八大竜王、不動明王が祀られることから修験道の行場だったことがわかります。大泉寺奥の院不動堂の前で酒宴に興じた武士と従者が…
兵庫県神戸市北区有馬町、古くから有馬温泉の名勝のひとつとして知られる滝が鼓ヶ滝(つづみがたき)。落差は8mほど、滝山の中腹から上下2段になって落下し、上段の滝壺に落ちる水音が、岩の間の空洞に落ち、囲まれた山々響いてポンポ…
長崎県佐世保市江迎町にある落差20mの名瀑、潜竜ヶ滝(せんりゅうがたき)。その名のとおり、龍が潜む滝との伝説がある滝で、天保年間(1831年〜1845年)に平戸藩10代藩主・松浦熈(まつらひろむ)が選んだ「平戸領地方八竒…
熊本県上天草市松島町、県営教良木ダム(けんえいきょうらぎだむ)上流、教良木川の支流に懸かる滝が祝口観音の滝。ウォータースライダーの様な形状のナメ滝で、白岳砂岩層の岩盤を流れ落ちています。教良木川支流が浸食によって岩盤を削…
熊本県上天草市、矢岳巨石群で知られる白嶽(372.4m)の南中腹に広がる白嶽森林公園にある滝が不動の滝。雲仙天草国立公園内にある白嶽一帯50haは白嶽森林公園になっていますが、内野河内川上流部には10の滝が連続し、もっと…
熊本県阿蘇郡南阿蘇村を流れる白川に懸かる唯一の滝が鮎返の滝(あゆがえりのたき)。白川の鮎がここから上流へと遡上することを拒むことが名の由来となった落差40mの巨瀑です。周辺はシイ、カシ、ケヤキ、カエデなどが茂る原生林とな…