河口湖・産屋ヶ崎
山梨県富士河口湖町、河口湖東岸に突き出した絶景の岬が、産屋ヶ崎(うぶやがさき)。波が静かな晴天時には、湖面に逆さ富士が映り込むポイントとして、人気が高い場所です。裾野を長く引く富士山と湖という眺めは、写真家の岡田紅陽(お…
山梨県富士河口湖町、河口湖東岸に突き出した絶景の岬が、産屋ヶ崎(うぶやがさき)。波が静かな晴天時には、湖面に逆さ富士が映り込むポイントとして、人気が高い場所です。裾野を長く引く富士山と湖という眺めは、写真家の岡田紅陽(お…
山梨県甲府市古府中町にある曹洞宗の寺、大泉寺(だいせんじ)甲州統一を果たし、武田氏歴代の居館のあった鎌倉街道の起点・石和(いさわ)から府中・躑躅ヶ崎(つつじがさき)へ館を移したのは武田信玄の父・信虎。信虎は信玄によって駿…
元亀4年(1573年)、信州駒場で病死した武田信玄を密かに仮埋葬した地と伝えられているのが甲府市岩窪町にある信玄公墓所。武田信玄は上洛途中で病に倒れ、その遺言によって、喪を3年間も隠し続け、さらに万一の外敵を恐れて、埋葬…
山梨県甲斐市竜王にある堤防が信玄堤(しんげんつつみ)。武田信玄の父・武田信虎は甲斐統一後、府中(甲府)に居館を移し、城下町の整備を行なっています。その子、信玄は天文11年(1542年)の釜無川、御勅使川の大氾濫を契機にし…
山梨県甲州市塩山藤木にある真言宗智山派の古刹が放光寺。武田氏の祖で、新羅三郎義光の子孫という安田義定が、元暦元年(1184年)に創建。源平合戦で功績をたてた甲斐源氏・安田義定が一ノ谷の戦いの戦勝を記念して創建した寺で、戦…
京都府乙訓郡大山崎町にそびえる標高270mの山、天王山。西山腹が摂津国(大阪府)と山城国(京都府)の国境に位置し、山城盆地の西にそびえる西山の南端。山頂近くに位置する酒解神社(さかとけじんじゃ)が牛頭天王を祀ることがその…
空海が開いた山上の霊地、高野山の金剛峯寺(こんごうぶじ)。江戸時代の初め、高野山には興山寺東照宮、大徳院東照宮という2つの東照宮があり、興山寺東照宮は廃絶(金剛峯寺に集約)しましたが、大徳院東照宮(寺は廃絶)が徳川家霊台…
武田家滅亡の始まりともいえる長篠の戦い。愛知県新城市、新東名高速道路・長篠設楽原パーキングエリア近くの茶臼山(ちゃうすやま)にあるのが長篠設楽原古戦場(ながしのしたらがはらこせんじょう)の織田信長戦地本陣跡。織田信長は長…
現在の愛知県新城市を舞台にした長篠の合戦の激戦地、長篠設楽原古戦場(ながしのしたらがはらこせんじょう)。武田軍のは精鋭の騎馬隊を誇りましたが、織田・徳川連合軍は、設楽原中央を流れる連吾川の西岸に馬防柵を2kmに渡って築き…
愛知県新城市、長篠設楽原古戦場(ながしのしたらがはらこせんじょう)にある、決戦の際に弾正山( だんじょうやま )に構えた徳川家康本陣跡。武田軍に包囲され籠城した長篠城を救援するため徳川家康は設楽原に出陣し、弾正山に陣を構…
慶長10年(1605年)4月16日、徳川家康は、将軍職を我が子・秀忠に譲り、駿府を隠居所に決めて、「大御所政治」を行ないます。慶長12年(1607年)から元和2年(1616年)の間、実質的に駿府城(現・静岡県静岡市)が日…
埼玉県所沢市にある真言宗豊山派の寺が多聞院(たもんいん)。元禄9年(1696年)、川越藩主・柳沢吉保(やなぎさわよしやす)が三富新田(上富・中富・下富)を開いた際、中富に毘沙門社(多聞院)を開いたのが始まり。明治初年の神…
埼玉県加須市にあった中世から近世初頭の城が騎西城(きさいじょう)。築城時期は不明ですが、戦国時代には上杉家と北条家の攻防の場所となりました。江戸時代初めには徳川家康の側近が城主を務めていましたが、寛永9年(1632年)に…
神奈川県葉山町の森戸海岸に建つのが森戸神社(森戸大明神)。治承4年(1180年)、源頼朝が尊崇する三嶋社 (現・三嶋大社)から三嶋大明神の分霊を勧請して創建したと伝わる古社です。鎌倉時代の歴史書『吾妻鏡』にも幕…
神奈川県鎌倉市、鎌倉市街の入口に位置する稲村ヶ崎から西(江の島側)の小動岬(こゆるぎみさき)にかけて続く長い汀線(ていせん)をもつ浜が七里ヶ浜。その名は、鎌倉時代の単位でおよそ7里(約4.2km)あったことに由来(実際に…
静岡市清水区の興津(おきつ)、清水港や三保松原を望む高台にあり、「興津(おきつ)の清見寺」として知られる臨済宗の名刹。その歴史は古く、創建は7世紀頃と伝えられています。天文8年(1539年)、今川義元の軍師・大原雪斉によ…
主君・源義朝(源頼朝の父)を屋敷近く、法山寺(現・愛知県美浜町)の湯殿で暗殺し、平清盛に取り入ろうとした長田忠致(おさだただむね)・長田景致(おさだかげむね)親子。頼朝が平家追討に立ち上がると源氏に与するという処世ですが…
長野県千曲市の三峯山(1131.4m)の北東麓に広がる棚田が、姨捨の棚田(おばすてのたなだ)。初夏に水を張った棚田に、月が映り込む風景は、田毎の月(たごとのつき)として江戸時代から有名。歌川広重の『六十余州名所図会』にも…