二上山(守山城跡)
富山県高岡市と氷見市(ひみし)の境界に位置する標高274mの山で、能登半島国定公園に指定されています。東峰と西峰からなる双耳峰で、古来より神の山として崇められてきました。越中国を見渡す山は戦略的にも重要で、中世には西峰の…
富山県高岡市と氷見市(ひみし)の境界に位置する標高274mの山で、能登半島国定公園に指定されています。東峰と西峰からなる双耳峰で、古来より神の山として崇められてきました。越中国を見渡す山は戦略的にも重要で、中世には西峰の…
富山県南砺市、越中五箇山(えっちゅうごかやま)の南端、岐阜県に近い道の駅上平ささら館近くにあり、五箇山で最も大きな合掌造り家屋(国の重要文化財)が岩瀬家。加賀藩塩硝上煮役(えんしょううわにやく)の藤井長右エ門の住宅だった…
富山県南砺市、国の重要文化財に指定された村上家は、越中五箇山(えっちゅうごかやま)の代表的な合掌造りの家で、天正年間(1573~1591年)に建てられたもの。切妻造り茅葺き、一重4階建てで、合掌の部分には、かすがいなどの…
富山県高岡市にある瑞龍寺(ずいりゅうじ)は加賀藩2代藩主・前田利長(まえだとしなが)の菩提(ぼだい)を弔うため、弟の3代藩主・前田利常(まえだとしつね)が建立した曹洞宗の古刹。加賀120万石を譲られた義弟の前田利常は、深…
富山県高岡市、富山県内唯一の本格的西洋式の銀行建築が旧富山銀行本店(旧高岡共立銀行本店)。清水組(現・清水建設)技師長の田辺淳吉(たなべじゅんきち)が設計し、大正4年に高岡共立銀行本店として完成した赤レンガの建物。当時一…
明治42年に砺波平野市街の中心の出町地区(現在の砺波市本町3-25)に中越銀行本店として建てられた建物を昭和57年に砺波チューリップ公園内に移築し、博物館として再生したのが砺波郷土資料館(旧中越銀行本店)。館内では砺波平…
富山県高岡市川原町、明治33年の高岡大火の直後の明治35年、高岡市山町筋(御馬出町)に建築された中越銀行の支店が若井家住宅主屋(旧中越銀行)。大火後の建築で、防火を強く意識して、土蔵造りになっています。大正年間に現在地へ…
富山県高岡市伏木湊町にある明治41年に伏木銀行として建てられた土蔵造りの銀行建築が高岡商工会議所伏木支所(旧伏木銀行)。寄せ棟、瓦葺き、土蔵造りという町家の雰囲気ながら、玄関ポーチの柱、上げ下げ窓、軒蛇腹など洋風の意匠を…
北前船で繁栄した北海道江差町。天然の良港で、「江差の春は江戸にもない」というほど北前船の拠点として賑わったのは、港を守る鴎島(かもめじま)があったから。カモメが翼を広げたかたちをしている、海抜20m、周囲2.6kmの小島…
富山県小矢部市桜町にある約8000年前の縄文時代早期から約2300年前の縄文時代晩期までにわたる縄文遺跡が桜町遺跡(さくらまちいせき)。史跡公園として整備されており、環状木柱列が復元。桜町JOMONパーク出土品展示室に出…
富山県富山市寺家、標高344.6mの猿倉山山頂にある展望施設が猿倉山森林公園風の城。戦国時代の山城、猿倉城の城跡。直下まで車で到達できますが、440段の階段を上る必要があります。猿倉山は神通川第2ダムの北側、北アルプスか…
富山県朝日町の旧黒部川扇状地にある縄文時代の遺跡を公園として整備したのが不動堂遺跡公園。不動堂遺跡は、昭和48年に発見された縄文時代中期の遺跡で国の史跡。住居跡が19棟、食糧貯蔵庫と思われる深い穴が9ヶ所発見されています…
越中国(現・富山県)の国府は、現在の富山県高岡市伏木にあったと推測され(現在の勝興寺付近)、越中国分寺跡も同じ高岡市伏木にあります。聖武天皇が国家の安穏を祈願して全国に配した国分寺の跡で、天平13年(741年)の国分寺建…
氷見式定置網発祥の地である富山県氷見市大境地区にある洞窟遺跡が大境洞窟住居跡(おおざかいどうくつじゅうきょあと)。大正7年に白山社(白山神社)改築のため海蝕洞の土砂を取り除いた際に人骨・土器・石器を発見。当時の学会で注目…
富山県氷見市の丘陵部の末端に位置する全長107.5m(前方部53.5m・後方部54m)の前方後方墳(方形の墳丘に方形の前方部がつけられたもの)が柳田布尾山古墳。前方後方墳としては全国で10番目、日本海側では最大の大きさ(…
富山県氷見市布施の田園地帯にある小さな小山が布勢の円山で、布勢神社が鎮座しています。大伴家持(おおとものやかもち)が越中国(現在の富山県)に国守として赴任していた天平18年(746年)〜天平勝宝3年(751年)には、一帯…
大分県大分市今市、江戸時代に加藤清正によって開かれた、豊後国鶴崎と肥後国熊本を結ぶ肥後往還にあたる石畳の道が今市石畳道。現在その一部である全長660m、幅2.1mの石畳が残されていますが、この石畳を生かす形で、幅8.5m…
大分県日出町(ひじまち)にある人間魚雷「回天」大神訓練基地跡に建つのが回天神社(住吉神社)。太平洋戦争の末期に考案された人間魚雷「回天」。人が一人しか入れない魚雷艇で、敵艦に船もろとも突撃して玉砕するという、いわゆる海軍…