水沢県庁記念館(みやぎの明治村)
みやぎの明治村と呼ばれる宮城県登米市にある明治5年に水沢県庁舎として建てられた建物が水沢県庁記念館。水沢県は、聞き慣れない県名ですが、明治維新後には全国に旧藩などをそのまま県に置き換えたりしたため、県が多数誕生しました。…
みやぎの明治村と呼ばれる宮城県登米市にある明治5年に水沢県庁舎として建てられた建物が水沢県庁記念館。水沢県は、聞き慣れない県名ですが、明治維新後には全国に旧藩などをそのまま県に置き換えたりしたため、県が多数誕生しました。…
宮城県登米市の登米大橋近くにあるのが芭蕉翁一宿之碑。松尾芭蕉が『奥の細道』途中、登米の検断屋敷に宿泊したことを記念して昭和9年に建立された石碑。『奥の細道』に、「戸伊摩といふ所に一宿して、平泉に到る」と記されています。石…
宮城県仙台市若林区にある明治18年創業の仙台駄菓子の老舗、石橋屋。一番の売れ筋は兎玉で、赤あん、米飴、黒砂糖、餅粉を練り、白い蜜をまぶした玉形の柔らかい菓子。ばん菓子、輪南京、きなこくし南京、より南京、みそぱん、きなこね…
宮城県仙台市青葉区にある老舗の豆腐店が定義とうふ店。定義如来西方寺の精進料理用の豆腐製造を行なうために、門前で明治23年に創業。大豆と、天然にがりを使い、木綿豆腐、絹ごし豆腐、そして三角あぶらげを製造。120度の油で揚げ…
宮城県東松島市の鳴瀬川河口にある明治時代の港湾施設の遺構が野蒜築港。明治政府が近代港湾として最初に着手した国家的プロジェクトがこの野蒜築港です。明治11年に着工、4年後に内港地区が完成し、国際貿易港を目指して外港部分の工…
那須岳(三本槍岳)の北、旭岳(赤崩山/標高1835.2m)を源流に、福島県中通り(須賀川市、郡山市、福島市)を北に流れ、阿武隈山地を抜けて宮城県岩沼市と亘理町(わたりちょう)で太平洋に流れ出る、東北第2の河川が阿武隈川(…
岩手県岩手郡岩手町の弓弭の泉(ゆはずのいずみ)を源流に、岩手県を縦断、宮城県石巻市で太平洋に注ぐ東北随一の長大な河川が北上川(きたかみがわ)。幹川流路延長は249kmで、日本第5位、流域面積1万150平方キロは日本第4位…
宮城県大崎市、JR陸羽東線・鳴子温泉駅近くにある共同湯が早稲田桟敷湯(わせださじきゆ)で、昭和23年に鳴子でボーリング実習をしていた早稲田大学土木工学科の学生7人が掘り当てたという温泉。50年目にあたる平成10年に早稲田…
宮城県大崎市にある鳴子温泉郷は374ヶ所の源泉を誇る大温泉郷。日本にある11種の温泉のうち9種類の温泉が揃い「温泉のデパート」とも呼ばれています。その中心的な温泉が鳴子温泉で、秋保温泉(宮城県仙台市)、飯坂温泉(福島県福…
宮城県仙台市太白区秋保町にある「奥州三名湯」に数えられる温泉が秋保温泉(あきうおんせん)。共同浴場は「秋保温泉共同浴場」1ヶ所ですが、日帰り入浴可能な宿が多く、仙台に近いことから日帰りでの利用客も多いのが特徴。周辺には秋…
福島県福島市飯坂町にある古湯が飯坂温泉(いいざかおんせん)。秋保温泉(あきうおんせん/宮城県仙台市)、鳴子温泉(宮城県大崎市)とともに、「奥州三名湯」にも数えられています。その歴史は古く、開湯については神話の時代まで遡る…
宮城県大崎市にある鳴子温泉の開湯は9世紀初めと伝えられ、滝の湯は、鳴子温泉神社の御神湯、つまりは鳴子温泉の起源といわれ共同湯。秋保温泉(宮城県仙台市)、飯坂温泉(福島県福島市)とともに「奥州三名湯」に数えられる鳴子温泉の…
宮城県仙台市太白区秋保町にある秋保温泉(あきうおんせん)は、名取川の清流に湧き、開湯から1200年の越える歴史を誇る日本屈指の古湯。藩政時代には伊達家の湯治場も置かれていました。泉質はナトリウム・カルシウム-塩化物泉で、…
宮城県岩沼市に鎮座する東北屈指の稲荷神社が竹駒神社。伏見稲荷、豊川稲荷とともに「日本三大稲荷」のひとつといわれる場合も。初詣も塩竈市の鹽竈神社と並ぶ、東北屈指の人出があります。鎮座地は古代の東山道(内陸を縦貫)と東海道(…
宮城県塩竈市、陸奥国一之宮の鹽竈神社(しおがまじんじゃ)は表参道の表坂、東参道の裏坂、七曲坂、社人道という4つの参拝路があります。表坂は、男坂とも呼ばれ202段の石段でできている表参道。表参道にある石鳥居は、仙台藩4代藩…
宮城県塩竈市、鹽竈神社(しおがまじんじゃ)は、東北地方を鎮護する陸奥国一宮として崇敬されてきました。4つある参道のうち、奥州藤原氏3代目・藤原秀衡が、裏坂を開き、仙台藩4代藩主の伊達綱村は表坂の鳥居を寄進、随神門(楼門)…
宮城県塩竈市、陸奥国一之宮の鹽竈神社の、拝殿入口に建つのが唐門で、拝殿・本殿を取り囲むように廻廊が巡らされています。切妻造の四脚門の唐門は国の重要文化財。唐門前の狛犬は延享4年(1747年)の奉納。唐破風をもたないため、…
宮城県塩竈市、鹽竈神社(しおがまじんじゃ)境内、左右宮拝殿前にある文治の燈籠は、文治3年(1187年)に鹽竈神社を崇敬する奥州藤原三代・藤原秀衡(ふじわらのひでひら)の三男、藤原忠衡(ふじわらのただひら=泉三郎忠衡)によ…