滝ヶ原アーチ石橋群
石川県小松市滝ケ原町、滝ヶ原石切り場(現役で稼働する本山丁場、滝谷口大滝丁場跡、西山丁場跡)のある滝ヶ原地区は、建築や墓石、寺社石造物に使われる滝ヶ原石の産地ですが、滝ヶ原石を使用し、明治時代後期から昭和初期に架橋された…
石川県小松市滝ケ原町、滝ヶ原石切り場(現役で稼働する本山丁場、滝谷口大滝丁場跡、西山丁場跡)のある滝ヶ原地区は、建築や墓石、寺社石造物に使われる滝ヶ原石の産地ですが、滝ヶ原石を使用し、明治時代後期から昭和初期に架橋された…
石川県小松市立明寺町、ハニベ巌窟院(はにべがんくついん)近くにあるのが鵜川石切り場。飛鳥時代の河田山古墳(飛鳥時代)の石室から近世の小松城の石垣、そして近代建築にも使われる角礫凝灰岩石材の石切り場の跡で、水が溜まった洞内…
石川県小松市観音下町、大正初期から始まり、現在も掘削が行なわれる日華石(浮石質凝灰岩)の石切り場が、観音下石切り場(かながそいしきりば)。高さ50m以上という採石場の石壁が圧巻です。国会議事堂や甲子園ホテル、旧前田侯爵邸…
石川県小松市は、滝ヶ原石、日華石を産する「石の里」。滝ヶ原石を産した滝ヶ原地区(小松市滝ケ原町)には、アーチ型石橋も5橋が現存し、石を切り出した滝ヶ原石切り場の見学も可能です。日本遺産『「珠玉と歩む物語」小松〜時の流れの…
石川県小松市鵜川町にある安永元年(1772年)に創業し、大正9年に閉山した遊泉寺銅山(ゆうせんじどうざん)の跡地を利用したのが遊泉寺銅山ものがたりパーク。世界的建設機械メーカーのコマツ(小松製作所)も遊泉寺銅山の鉱山…
福島県南会津郡南会津町前沢にある曲家が多数現存し、国の重伝建地区となっているのが前沢曲家集落(南会津町前沢重要伝統的建造物群保存地区)。集落にある23棟のうち13棟が建物内に厩(うまや)を備えた曲家で、日本の村里の原風景…
宮崎県宮崎市、宮崎市役所前の橘橋北詰から大淀川の左岸沿いに整備された幅6mの緑地帯が橘公園(たちばなこうえん)。戦災復興土地区画整理で遊具などが整備されたのが始まり。宮崎交通がフェニックスの植栽を行ない、昭和30年に宮崎…
宮崎県(西臼杵郡高千穂町)、大分県(豊後大野市、竹田市)との境にそびえる霊峰が祖母山(そぼさん)。九州山地の中核をなす名山は、神武天皇の皇祖母にあたる豊玉姫を祀ることからその名の由来です。標高は1756.4m、祖母傾(そ…
岡山県備前市伊部(いんべ)、天津神社の境内にある室町時代から江戸時代にかけての備前焼の窯跡が備前北大窯跡(びぜんきたおおがまあと)。室町時代末期に北、南、西という3ヶ所の大規模の共同窯に集約されていますが、そのうちのひと…
岡山県備前市伊部(いんべ)、備前焼とその歴史を共有する由緒ある神社が天津神社(あまつじんじゃ)。本殿は延宝6年(1678年)に建てられた優美な建物で、好彦名命(すくなひこなのみこと)と、菅原氏の荘園であったことから菅原道…
大分県竹田市、九州本土の最高峰1791mの中岳や1786.5mの久住山など、1700m級の10峰が連なる火山群がくじゅう連山。深田久弥の『日本百名山』には九重山として選定されていますが、その主峰で、一等三角点が置かれるの…
大分県竹田市、くじゅう連山の最高点が中岳。標高は1791mで、主峰の久住山(1786.5m)よりもわずかに高く、九州本土の最高峰にもなっています(九州全体では屋久島の宮之浦岳)。深田久弥の『日本百名山』では、九重山として…
静岡県(静岡市葵区)と長野県(飯田市)の県境、南アルプス(赤石山脈)南部の高峰が聖岳(ひじりだけ)。前聖岳(3013m)と奥聖岳(2978.7m)の総称が聖岳で、南の聖平小屋への途中の尾根に小聖岳と通称される2662mの…
山梨県(南アルプス市)と長野県(伊那市)の県境、南アルプス(赤石山脈)北部の名峰が、仙丈ヶ岳(せんじょうがたけ)。仙丈ヶ岳(3032.9m)を主峰に、北に小仙丈ヶ岳(2864m)、南に大仙丈ヶ岳(2975m)を従え、発達…
長野県木曽郡木曽町・王滝村、岐阜県下呂市・高山市にまたがる巨大な火山が御嶽山(おんたけさん)。その主峰で最高峰が剣ヶ峰(けんがみね)で、標高3067m。御嶽講の信仰登山の対象になり、剣ヶ峰にも御嶽神社奥社が鎮座しています…
静岡県(静岡市葵区)と長野県(下伊那郡大鹿村)の県境にまたがる、南アルプス(赤石山脈)の深部に位置する高嶺が赤石岳(あかいしだけ)。深田久弥の『日本百名山』にも選定の山で、標高3120.5m、南アルプス第4位、日本国第7…
静岡県静岡市葵区、南アルプス(赤石山脈)の荒川三山(前岳、中岳、悪沢岳=荒川岳と総称)のうち、最東端にあるのが悪沢岳(荒川東岳)。標高3141mで、南アルプスでは北岳、間ノ岳についで3番目、日本アルプス全体でも標高6位の…
岐阜県美濃市、町家の屋根の両端に設けられた防火壁が「うだつ」(卯建)。その「うだつ」が日本一の規模で現存する「うだつの上がる町並み」が美濃市美濃町で、美しい家並み9.3haは美濃市美濃町伝統的建造物群保存地区(国の重伝建…