藤井酒造酒蔵交流館

藤井酒造酒蔵交流館

広島県竹原市本町3丁目、竹原の町並み保存地区(竹原市竹原地区伝統的建造物群保存地区)のメインストリート、本町通りから一本入った水路の残る中ノ小路沿いにあるのが、藤井酒造酒蔵交流館。「龍勢」(りゅうせい)、「宝寿」などで知られる藤井酒造が、江戸末期に建てられた酒蔵の一角を交流施設として開放したもの。

老舗酒蔵の仕込蔵を再生し、ビジターセンター的な役割も担う

藤井酒造酒蔵交流館

文久3年(1863年)創業という老舗酒蔵の藤井酒造は、全量純米、そして食事とともに楽しむ食中酒(食事の邪魔をせず、料理を引き立てる酒)こだわる酒蔵。
酒蔵交流館に使われる旧仕込蔵は、白壁土蔵の高い天井と太い梁が、藤井酒造の歴史の重みを感じさせてくれます。

日本酒の試飲も可能で、日本酒や竹原観光に関する情報コーナー、酒器や土瓶、酒粕を使ったスイーツなどの販売、無料の休憩所などを備え、日本酒とともに発展した竹原散策に疲れたらぜひ立ち寄りたい場所。
また年に数回『酒蔵コンサート』も開催しています。

木と土壁の質感を生かした「酒蔵そば処たにざき」も併設され、手打ちそばや焼き味噌、天ぷらや鯛めしとともに、藤井酒造の特別純米酒も味わうことができ、ランチスポットとしても利用価値大(ただし、そばはなくなり次第終了のため予約がおすすめ)。

ちなみに、竹原の三銘酒(竹原三蔵)は、藤井酒造の「龍勢」のほか、ニッカウヰスキー創業者・竹鶴政孝(たけつるまさたか)の生家で享保18年(1733年)創業の竹鶴酒造「竹鶴」、明治4年創業の中尾酒造「誠鏡」です。

藤井酒造酒蔵交流館
名称 藤井酒造酒蔵交流館/ふじいしゅぞうさかぐらこうりゅうかん
所在地 広島県竹原市本町3-4-14
関連HP 藤井酒造公式ホームページ
電車・バスで JR竹原駅から徒歩20分
ドライブで 山陽自動車道河内ICから約12km
駐車場 10台/無料
問い合わせ 藤井酒造酒蔵交流館 TEL:0846-22-5058
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
竹原市竹原地区伝統的建造物群保存地区

竹原市竹原地区伝統的建造物群保存地区

広島県竹原市本町1丁目・3丁目・4丁目、平安時代、京・下鴨神社(賀茂御祖神社)の荘園として、江戸時代には塩田で栄えた歴史を有する小京都・竹原。下市地区周辺には江戸時代の町並みが残り、竹原市竹原地区伝統的建造物群保存地区に選定、老舗の酒蔵も残

竹鶴酒造・小笹屋酒の資料館(竹鶴政孝生家)

竹鶴酒造・小笹屋酒の資料館(竹鶴政孝生家)

広島県竹原市にある酒蔵が竹鶴酒造。古くから浜主(塩田を営んでいた)で、副業として酒造を営なんだ小笹屋(おざさや)が始まりで、小笹屋酒の資料館を併設(開館日は限定されています)。ニッカウヰスキーの創業者、竹鶴政孝の生家にもなっています。入母屋

憧憬の広場・竹鶴政孝&リタ像

憧憬の広場・竹鶴政孝&リタ像

広島県竹原市、国の重伝建「竹原市重要伝統的建造物群保存地区」(たけはら町並み保存地区)に指定されるメインストリート、本町通り沿いにある園地が、憧憬の広場。竹原市歴史民俗資料館に隣接する園地で、竹鶴政孝&リタ像が立っています。平成27年6月2

竹原市歴史民俗資料館

竹原市歴史民俗資料館

広島県竹原市、竹原市重要伝統的建造物群保存地区(たけはら町並み保存地区)のメインストリートである本町通沿いに建つのが竹原市歴史民俗資料館。昭和5年に町立竹原書院図書館として建てられた擬洋風建築を資料館に再生したものです。竹原の製塩業、酒造業

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でニッポン旅マガジンをフォローしよう!

ABOUTこの記事をかいた人。

アバター画像

日本全国を駆け巡るプレスマンユニオン編集部。I did it,and you can tooを合い言葉に、皆さんの代表として取材。ユーザー代表の気持ちと、記者目線での取材成果を、記事中にたっぷりと活かしています。取材先でプレスマンユニオン取材班を見かけたら、ぜひ声をかけてください!

よく読まれている記事

こちらもどうぞ