道の駅おだいとう(別海北方展望塔)

国道244号沿い春別川の河口、白鳥台にある展望施設が別海北方展望塔。1階は北方展望塔レストラン、2階は北方領土関連の展示室で、3階が4台の無料双眼鏡(1台はテレビ望遠鏡)を備えた展望室となっています。

国後島を無料の望遠鏡で眺望

館内には、「別海ジャンボホタテバーガー」、「別海ジャンボホッキカツ丼」などのご当地グルメが味わえる「レストラン四角い太陽」も営業。
ホタテバーガーには生乳生産量日本一の町ならではの「ジョッキ牛乳」付き。

別海北方展望塔の前には「四島への道・叫びの像」がありますが、この像は、昭和57年、「株式会社でん六」の創業者・鈴木傳六氏が寄贈したもの。
「島を返せ」と叫び続ける国民の総意を、老女とその孫に託した様子が力強く表現されています。
「四島」に見立てた4本の柱と、叫びの像の間が16mなのは、野付半島と国後島の距離がわずか16kmだということに由来。
つまりここは、「北方領土を目で見る」施設というわけで、展望塔は北方領土対策協会が国庫補助を受けて建設したもの。

北方領土に関する施設としては他に、開陽台(中標津町)、北方領土館(標津町)、国後展望塔(羅臼町)、北海道立北方四島交流センター「ニホロ」(根室市)、望郷の家、北方館(根室市)があります。

オオハクチョウの越冬地、白鳥台
展望塔の下、春別川の河口は全国屈指のオオハクチョウの越冬地である「白鳥台」。
シベリアに帰る渡りのコース途中にあるため、毎年10月下旬から11月初旬にかけてオオハクチョウが飛来します。
3月にかけて数千羽を越える白鳥が尾岱沼に大集結するのです(白鳥台で観察できるのはそのうち数百羽)。
オオハクチョウ

 

道の駅おだいとう(別海北方展望塔)
名称 道の駅おだいとう(別海北方展望塔)/みちのえきおだいとう(べっかいほっぽうてんぼうとう)
所在地 北海道野付郡別海町尾岱沼5-27
関連HP 別海町観光協会公式ホームページ
ドライブで 根室中標津空港から約33km
駐車場 50台/無料
問い合わせ 道の駅おだいとう(別海北方展望塔) TEL:0153-86-2449
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
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羽衣伝説の残る地と、白鳥飛来地が関連するという説もある、馴染みの深い鳥、白鳥。オオハクチョウ、コハクチョウが、越冬地を求めてシベリアの繁殖地から日本にやってきます。北海道に飛来する白鳥の多くは東北などに渡る経由地とするもので、北に帰る春と、

 

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