福井県勝山市、かつやま恐竜の森 (長尾山総合公園)にある実物大の恐竜模型を展示する施設が、かつやまディノパーク。全長20mのマメンチサウルス(中国大陸に生息した最大級の竜脚類)、全長13mのティラノサウルス(北アメリカ大陸に生息した肉食恐竜)などが恐竜が棲む森内に配され、迫力満点。
「恐竜が棲む森」で原寸大の恐竜と遭遇
福井県勝山市は、恐竜化石の一大産地で、「福井県立恐竜博物館」も建つ地。
勝山市北谷町の手取層群北谷層には、恐竜発掘露頭があり、国の天然記念物に指定されています。
発掘された恐竜化石(フクイラプトル、フクイサウルス、フクイティタン、コシサウルス、フクイベナートル)は、「福井県立恐竜博物館」に保管されています。
かつやま恐竜の森 (長尾山総合公園)内の「どきどき恐竜発掘ランド」では、化石発掘体験も可能です。
そんな、恐竜発掘の地にあるライフサイズ(実物大)の恐竜の住む森がテーマの施設が、かつやまディノパーク。
ディノとは、英語で恐竜を意味するDinosaur(ダイナソー)を略してDino(ディノ)です。
恐竜が棲む森に巡らされたコースは全長460mで、ゾーンテーマごとの恐竜を観察しながら、歩いて楽しむアトラクションになっています(コースは所要20分ほど、ディノパーク内にトイレはないので注意が必要)。
恐竜が棲む森は7つのゾーンに分かれ、ゾーン1弱肉強食(集団で狩りをするユタラプトル)、ゾーン2大空の王者(巨大翼竜プテラノドン)、ゾーン3魚が大好物(巨大魚食恐竜スピノサウルス)、ゾーン4襲撃の谷(略奪者ヴェロキラプトル)、ゾーン5角竜(ツノリュウ)が勢揃い(5本の角を持つペンタケラトプス)、ゾーン6陸の王者対決(ティラノサウルス VS トリケラトプス)、ゾーン7失われた時代(アジア最大の竜脚類マメンチサウルス)と、映画のワンシーンを眺めるようなゾーンが連続。
恐竜迷路、巨大昆虫冒険ツアー(昆虫トラムで巨大昆虫が棲む森へ/別料金)、恐竜プレイランド「ガオガオひろば」(ガオガオボート、ガオガオトレイン、ガオガオライドなどがあります/個別に料金が必要)もあって、ファミリーにも人気です。
チケットは、恐竜が棲む森+恐竜迷路、恐竜の棲む森+恐竜迷路+巨大昆虫冒険ツアーの2タイプあり、当日、現地で購入する仕組み。
冬季は休業。
近くには福井県立恐竜博物館もあるのであわせて見学を。
恐竜化石発掘壁(野外恐竜博物館)は、福井県立恐竜博物館発の専用バスツアーでのみ、訪れることができます。
かつやまディノパーク | |
名称 | かつやまディノパーク/かつやまでぃのぱーく |
所在地 | 福井県勝山市村岡町寺尾51-11 かつやま恐竜の森内 |
関連HP | かつやまディノパーク公式ホームページ |
電車・バスで | 京福越前本線勝山駅からコミュニティバスで15分、恐竜博物館下車すぐ |
ドライブで | 永平寺大野道路勝山ICから約6.2km |
駐車場 | 長尾山総合公園駐車場(400台/無料) |
問い合わせ | かつやまディノパーク TEL:0779-88-8777 |
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
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