関東にある100m以上の巨大古墳　全59基紹介

関東（1都6県）にある100m以上の巨大古墳は、2024年12月現在で、59基。近年、開発で消滅した古墳もあり、60基を下回っていますが、神奈川県を除いて100m以上の古墳が存在しています。巨大古墳の多い県は群馬県で19基、続いて千葉県の13基、茨城県9基、栃木県・埼玉県8基となっています。

身近にある巨大古墳を探勝し、そのパワーを知ろう

東国の巨大な古墳は、ヤマト王権が畿内に巨大な前方後円墳を築いたことに少し遅れて、築造が始まりますが、ヤマト王権の影響力が東国にまで及んだことがわかります。
古墳というと世界文化遺産に登録される百舌鳥・古市古墳群が有名ですが、築造された時期は4世紀後半〜5世紀後半。
その頃、東国でも東日本最大の太田天神山古墳が、現在の群馬県太田市に築かれています。

太田天神山古墳に埋葬された人物はヤマト王権と強い関係を持っていた古代・毛野国（けのくに）の大首長とされていますが、ほかの説もあり明らかではありません。

埼玉県は行田市にある埼玉古墳群（さきたまこふんぐん）が、県名発祥の地で、国の特別史跡になっています。
100ｍ以上の古墳が4基ありますが、うち丸墓山古墳は日本最大級の円墳です（日本最大は直径110mの富雄丸山古墳／奈良市）。

画像協力／群馬県

関東にある100m以上の巨大古墳　全59基

関東にある100m以上の巨大古墳　全59基紹介

関東（1都6県）にある100m以上の巨大古墳は、2024年12月現在で、59基。近年、開発で消滅した古墳もあり、60基を下回っていますが、神奈川県を除いて100m以上の古墳が存在しています。巨大古墳の多い県は群馬県で19基、続いて千葉県の1