神栖市(かみすし)の利根川河口寄り(南側)、鹿島灘沿いに広がる全長20kmにも及ぶ大砂丘が波崎砂丘(はさきさきゅう)。あまり知られていませんが、実は単一の砂丘としては「日本一の長さ」を誇っています。砂丘には波崎が南限といわれるハマナスをはじめ、テリハノイバラ、ハマボウフウ、ハマヒルガオ、スカシユリなどの海浜植物も観察できます。
長さ20km、単独砂丘では日本一長い砂丘
鹿島灘沿いに続く崖に露出する砂層が浸食を受け、海岸に風などで飛ばされて砂丘を形成したもの。
熱帯アメリカ原産のウチワサボテンの群生地があり、6月〜8月に黄色い花を咲かせますが、なぜこの地に自生するようになったかは定かでありません。
波崎海水浴場の北側には波崎海岸砂丘植物公園が整備され、散策路を使って海浜植物の観察が可能です(駐車場、水洗トイレが完備)。
オートキャンプ場や温浴施設がある日川浜海岸(日川浜海水浴場)は砂丘が浜の背後に迫り迫力があり、記念撮影にも絶好。
一帯の砂丘は広いところで幅2kmにも及んでいます。
日川浜海岸で、目を南に転じれば砂丘に建つ波崎ウィンドファームの12基の風車が並んでいます。
波崎砂丘 | |
名称 | 波崎砂丘/はさきさきゅう |
所在地 | 茨城県神栖市谷田部・波崎 |
関連HP | 神栖市公式ホームページ |
電車・バスで | JR銚子駅からタクシーで15分 |
ドライブで | 東関東自動車道潮来ICから約20km |
駐車場 | 日川浜海水浴場駐車場(400台/無料、海水浴シーズンは有料) |
問い合わせ | 神栖市商工観光課 TEL:0299-90-1217/FAX:0299-90-1211 |
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