日之影温泉駅

宮崎県西臼杵郡日之影町、高千穂鉄道高千穂線の駅跡が、日之影温泉駅（ひのかげおんせんえき）。平成20年12月28日、平成17年の台風14号による被害のため、槇峰駅～高千穂駅間の廃線に伴い廃駅となっていますが、1階はレストランと物産館、2階は日帰り入浴施設になっています。

駅とはいうものの、現在はレストラン＆日帰り入浴施設

昭和14年10月11日、国有鉄道日ノ影線・ 槇峰駅〜日ノ影駅間の延伸で開業した駅。
高千穂鉄道に移管（平成元年4月28日）後の平成7年1月1日に日之影町温泉保養施設を併設したため、日ノ影温泉駅に改称されています。

平成元年4月28日、JR日ノ影線は、第三セクターの高千穂鉄道へ移管されますが、平成17年9月6日、台風14号による増水で第一五ヶ瀬川橋梁、第二五ヶ瀬川橋梁が流失するなど大きな被害を受け、復旧を断念。
廃線となり、日之影温泉駅も廃駅になっていますが、温泉施設としては営業を継続、平成28年11月21日には、温泉施設としての日之影温泉駅がリニューアルオープンしています。
泉質はアルカリ性単純温泉（源泉は1kmほど離れた町有地の地下約1200mから湧出、引湯）で、露天風呂、スーパージェットバス、サウナなどを備え、五ヶ瀬川の清流を眺める眺望も自慢。

高千穂鉄道で使用されていた2車両を活用した簡易宿泊施設「TR列車の宿」（内部には運転席や計器類、運賃箱、車窓や蛍光灯、荷棚などの列車特有の施設はそのまま残存）も営業し、その受付が日之影温泉駅1階に。
簡易宿泊施設というものの、内部は使いやすく改装され、ファミリーに最適な4名タイプ（洋室、2段ベッド）、2名タイプのツインルーム、1人部屋の和室と、3タイプで全6室が備わっています。

高千穂鉄道・吾味駅跡

宮崎県西臼杵郡日之影町、高千穂鉄道高千穂線の駅跡が、吾味駅跡（ごみえきあと）。平成20年12月28日、平成17年の台風14号による被害のため、槇峰駅～高千穂駅間の廃線に伴い廃駅となったもの。吾味駅を起点に「TR鉄道跡地散策コース」が整備され

高千穂鉄道・槇峰駅跡

宮崎県西臼杵郡日之影町、高千穂鉄道高千穂線の駅跡が、槇峰駅跡（まきみねえきあと）。昭和12年9月3日、国有鉄道日ノ影線・川水流駅〜槇峰駅間の延伸で開業した駅。平成20年12月28日、平成17年の台風14号による被害のため、槇峰駅～高千穂駅間

高千穂鉄道・第三五ヶ瀬川橋梁

宮崎県西臼杵郡日之影町、高千穂鉄道高千穂線（平成20年12月廃線）の日向八戸駅～吾味駅間にある五ヶ瀬川をまたぐ鉄道橋梁が、第三五ヶ瀬川橋梁。国の重要文化財、土木学会の選奨土木遺産にもなっているコンクリートと鉄の複合構造の橋梁です。国の重要文

高千穂鉄道・西延岡駅跡

宮崎県延岡市松山町、高千穂鉄道高千穂線の駅跡が、西延岡駅跡（にしのべおかえきあと）。昭和10年2月20日、国有鉄道日ノ影線・延岡駅〜日向岡元駅間の開通で開業した駅。平成19年9月6日、平成17年の台風14号による被害のため、延岡駅〜槇峰駅間

高千穂鉄道・綱ノ瀬橋梁

宮崎県延岡市椎畑・西臼杵郡日之影町七折梁崎、廃線となった高千穂鉄道の橋梁で、第三五ヶ瀬川橋梁とともに国の重要文化財に指定、土木遺産に選定されるのが、綱ノ瀬橋梁（つなのせきょうりょう）。昭和12年、鉄道省によって日ノ影線が建設される際に架橋さ