彦根城・時報鐘

彦根城・時報鐘

彦根城・天秤櫓と天守の間にあるのが城内と城下に時を知らせた時報の鐘。元々は鐘の丸にありましたが、岩盤に反響して鐘の音が割れることが多かったので城下一帯に響き渡るようにと井伊直滋(いいなおしげ)の考案により現在地に移されたとか。

今も1日5回時を告げる

彦根城・時報鐘
大晦日の『彦根城で除夜の鐘をつく集い』

現存する鐘は12代藩主・井伊直亮(いいなおあき)の時代の鋳造で、惜しげもなく小判(金)を鋳込んだため音色が美しいのが特徴だとか。

現役で使われ、6:00、9:00、12:00、15:00、18:00に鐘を打ち鳴らしています。
「残したい日本の音風景百選」に「彦根城の時報鐘と虫の音」として選定。
ちなみに正午には12回鐘を撞いています。

毎年12月31日には『彦根城で除夜の鐘をつく集い』が行なわれ、到着順に鐘を撞くことができます。

時報鐘の前は天守を眺めるベストショットポイントなのでお見逃しなく。

彦根城・時報鐘
名称彦根城・時報鐘/ひこねじょう・じほうのかね
所在地滋賀県彦根市金亀町1-15
関連HP彦根城公式ホームページ
電車・バスでJR彦根駅から徒歩15分
ドライブで名神高速道路彦根ICから約2.8kmで二の丸駐車場
駐車場二の丸駐車場(40台/有料)・京橋口駐車場(160台/有料)・桜場駐車場(110台/有料)・大手前駐車場(25台/有料)
問い合わせ彦根城管理事務所 TEL:0749-22-2742/FAX:0749-22-2905
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
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