富山地方鉄道富山軌道線・富山駅

富山駅と立山・宇奈月温泉を結ぶ特急などを運行する富山地方鉄道ですが、富山市内の市内電車も大正2年からの歴史ある路線。高度経済成長とともに昭和59年には総延長6.4kmという廃止直前まで衰退しましたが、平成21年に「セントラム」を導入して環状運転を復活。その起点となるのが富山地方鉄道富山軌道線・富山駅停留場です。

平成27年3月14日に富山駅停留場が開業

平成22年には、全面低床車両「サントラム」も導入。
平成26年には、開業100周年を記念して7000形電車1両を水戸岡鋭治のデザインでリニューアルした「レトロ電車」を運行開始。
さらに平成27年3月14日に富山駅南北接続線（0.2km）と富山駅停留場が開業しました（軌道線＝路面電車なので富山駅停留場が正式名です）。

現在の運行ルートは、1系統：南富山駅前〜富山駅、2系統：南富山駅前〜電鉄富山駅・エスタ前〜富山駅〜新富町 〜大学前、3系統（環状線）：富山駅→丸の内→大手モール→荒町→富山駅（片方向のみ運行）。

令和2年3月21日に「富山駅路面電車南北接続」が開業し、富山駅南側を走る路面電車（富山地方鉄道富山軌道線）と富山駅北側を走る富山港線（旧富山ライトレール）が繋がり、南富山駅前停留場〜富山駅停留場〜岩瀬浜駅の4系統、富山大学前停留場〜富山駅停留場〜岩瀬浜の5系統、岩瀬浜駅→富山駅停留場→丸の内停留場→グランドプラザ前停留場→中町（西町北）停留場→富山駅停留場→岩瀬浜駅の6系統が運転されています。

「市内電車・バス1日ふりーきっぷ」、「鉄道線・市内電車1日フリーきっぷ」などのトクトクきっぷが用意され、富山地鉄乗車券センター・富山地鉄西町乗車券センターなどで発売。
「市内電車・バス1日ふりーきっぷ」は、市内電車の車内販売も可能です。

富山市電（富山地方鉄道富山軌道線）

2021年3月15日

万葉線高岡軌道線・高岡駅停留場

2020年1月27日