長良川鉄道・北濃駅転車台
岐阜県郡上市白鳥町、長良川鉄道(美濃太田〜北濃/72.1 km)の終着駅が北濃駅。昭和9年8月16日、国有鉄道越美南線として開業した駅で、御母衣ダム建設時には資材輸送の拠点にもなりました。駅構内北側には、明治35年、アメ…
岐阜県郡上市白鳥町、長良川鉄道(美濃太田〜北濃/72.1 km)の終着駅が北濃駅。昭和9年8月16日、国有鉄道越美南線として開業した駅で、御母衣ダム建設時には資材輸送の拠点にもなりました。駅構内北側には、明治35年、アメ…
和歌山県和歌山市深山(みやま)、明治時代に築かれた由良要塞の一部となる戦争遺跡が深山砲台跡(深山要塞跡)。友ヶ島にある砲台群と同様に大阪湾を守る砲台として築かれたもので、休暇村紀州加太へと向かうアクセス道路途中から深山第…
福岡県筑紫野市原田(はるだ)にある古墳時代後期(6世紀後半)の装飾古墳、五郎山古墳(国の史跡)のガイダンス施設が五郎山古墳館。壁画の意味を読み解いていくことを目的とした施設で、壁画を再現した実物大の石室模型は、羨道(せん…
福岡県筑紫野市原田(はるだ)にある古墳時代後期(6世紀後半)、直径32mの円墳が五郎山古墳。横穴式石室の壁面に、赤、緑、黒の3色の顔料を用いて、舟、人物(巫女・騎馬像・力士)、武具、動物(犬・猪)などの80点以上の具象的…
福岡県遠賀郡岡垣町(おかがきまち)海老津、福岡県道287号(岡垣宗像線)沿いにあるレンガ造りの遺構が九州鉄道・海老津赤レンガアーチ。明治23年11月15日、九州鉄道黒崎駅〜赤間駅を開通する際に築かれたもので、九州内最古…
新潟県西蒲原郡弥彦村弥彦、紅葉で名高い弥彦公園の中央西側にあるのが弥彦公園トンネル(弥彦隧道)。レンガ造り、馬蹄形アーチの周縁、壁柱、笠石を花崗岩で飾った延長55m、幅員3.1mの人道トンネルで、大正7年頃の築造。国の登…
山形県米沢市板谷にある奥羽本線の駅が板谷駅。奥羽本線の福島駅〜米沢駅間は、奥羽山脈の吾妻連峰を越える路線で、板谷駅は、標高545mで奥羽本線内では峠駅に次ぐ標高です。標高差を克服するために往時にはスイッチバックが行なわれ…
山形県米沢市大沢にある奥羽本線の駅が峠駅。奥羽本線の福島駅〜米沢駅間は、奥羽山脈の吾妻連峰を越える路線で、峠駅は、標高622mと奥羽本線内で最も高い駅。標高差を克服するために往時にはスイッチバックが行なわれ、峠駅スイッチ…
北海道函館市汐首町、古代ローマの水道橋を思わせるような遺構が旧戸井線アーチ橋(汐首陸橋)。函館本線五稜郭駅から亀田郡戸井町(現・函館市戸井地区)の戸井駅を結ぶ鉄道が戸井線ですが、昭和19年の完成を目的に、昭和11年に着工…
埼玉県久喜市菖蒲町にある前方後円墳が天王山塚古墳(てんのうやまづかこふん)。「栢間七塚(ななつか)」と呼ばれる栢間古墳群(9基)のひとつ、墳丘長107mの前方後円墳です(埼玉県で6番目の巨大な古墳、最大は二子山古墳で13…
埼玉県行田市藤原町にある若小玉古墳群を構成する古墳が、八幡山古墳。昭和9年11月、小針沼の干拓工事で盛土が取り去られ、横穴式石室が露出。奈良県明日香村の石舞台古墳(蘇我馬子の墓する説が有力)に似た雰囲気のため、関東の石舞…
神奈川県小田原市、、小田原駅の南西側の丘陵上、県立小田原高校東、東海道本線沿いの高台が小田原城の八幡山古郭東曲輪(はちまんやまこかくひがしくるわ)。15世紀末、北条早雲の時代の小田原城の曲輪で、小田原城を取り囲んだ全周9…
神奈川県海老名市、歴史公園として保存される史跡相模国分寺跡の北500mに位置するのが相模国分尼寺跡。天平13年(741年)、聖武天皇の詔で仏教による国家鎮護のため、諸国に建立された国分尼寺のひとつで、国の史跡になっていま…
神奈川県海老名市、小田急電鉄・相模鉄道・JR海老名駅の東側500mほどにある台地上に位置するのが相模国分寺跡。天平13年(741年)、聖武天皇の詔で仏教による国家鎮護のため、諸国に建立された国分寺のひとつで、相模国(さが…
神奈川県小田原市にある歴史的建造物が清閑亭(せいかんてい)。明治39年、真鶴半島や伊豆大島を眺望する小田原城三の丸外郭に建てられた、政治家(建築当時は貴族院副議長)・黒田長成(くろだながしげ)の別邸。敷地は小田原城の一部…
神奈川県鎌倉市、報国寺近くの巡礼古道(坂東三十三観音の巡礼者が歩いた道)沿いにあるのが旧華頂宮邸(きゅうかちょうのみやてい)。昭和4年春、華頂博信侯爵(かちょうひろのぶこうしゃく)の邸宅として建てられたもので、国の登録有…
神奈川県川崎市多摩区菅仙谷、稲城市との市境にある丘陵上に築かれた中世の城跡が小沢城。天然の要害となった丘陵で、鎌倉時代の初めに源頼朝の重臣、稲毛重成(いなげしげなり)の子、小沢重政(小沢小太郎)の居城だったと伝えられてい…
北海道紋別市上藻別、紋別市街と丸瀬布(遠軽町丸瀬布)を結ぶ北海道道305号(紋別丸瀬布線)沿いにある大正15年に官設の駅逓として建てられた建物が旧上藻別駅逓所。往時の建物が現存し、国の登録有形文化財になっているほか、上藻…