荒俣峡
石川県小松市にある美しい渓谷が荒俣峡。蛇行した大杉谷川の流れが生み出した渓谷美で、昭和24年12月28日に石川新聞が読者投票で選定した 「加能八景」(荒俣峡、白山比咩神社、橋立海岸、見附島海岸、卯辰山公園、能登…
石川県小松市にある美しい渓谷が荒俣峡。蛇行した大杉谷川の流れが生み出した渓谷美で、昭和24年12月28日に石川新聞が読者投票で選定した 「加能八景」(荒俣峡、白山比咩神社、橋立海岸、見附島海岸、卯辰山公園、能登…
石川県白山市を流れる手取川の河原にある高さ16mもの巨大な砂岩が百万貫の岩。昭和9年7月11日の手取川大洪水の際に、3kmほど上流の宮谷川より流出し、白峰と市ノ瀬集落の間まで運ばれたと推測される巨岩で、石川県の天然記念物…
石川県白山市を流れる手取川の渓谷にある落差32mの滝が手取峡谷・綿ヶ滝。白い綿をちぎって落としたように流れ落ちるというのがその名の由来です。駐車場から遊歩道を150mほど歩くと綿ヶ滝展望台があり、滝壺のすぐ側まで降り立つ…
石川県加賀市山代温泉にある北大路魯山人(きたおおじろさんじん/当時は福田大観)ゆかりの寓居(ぐうきょ=仮の住まい)の跡が魯山人寓居跡 いろは草庵。大正4年、金沢に住む細野燕台の紹介で山代温泉を訪れた北大路魯山人は、旅館吉…
石川県加賀市山中温泉、平成14年11月、山中温泉の総湯・菊の湯(女湯)に併設するかたちで誕生した演劇ホールが山中座。建物は山中漆器の技術と職人の力を総結集したもので、漆の塗りと拭き取りを数回繰り返し、木目の美しさを生かす…
石川県加賀市、山中温泉にある行基開基と伝わる真言宗の古刹が国分山医王寺(こくぶんざんいおうじ)。「忘れしゃんすな 山中道を 東ゃ松山 西ゃ薬師」と『山中節』にも歌われる寺で、山中温泉の守護寺。山中温泉を発見した行基は、国…
石川県加賀市大聖寺神明町にある曹洞宗の寺が全昌寺(ぜんしょうじ)。大聖寺城主・山口宗永(やまぐちむねなが=山口玄蕃)の帰依を受け、慶長3年(1598年)、山代から大聖寺に移築された禅寺。『奥の細道』の途中、山中温泉に滞在…
石川県金沢市主計町(かずえまち)にある小さな石段坂が、暗がり坂。商人の町尾張町と、主計町茶屋街を結ぶ坂道で、主計町茶屋街は、明治維新後に置かれた遊郭があったため、当時は仕事帰りの商人達で賑わっていました。尾張町の商人達は…
石川県小松市にある高野山真言宗別格本山が那谷寺(なたでら)。寺伝によれば古代から聖地だった地に、養老元年(717年)、白山開山の泰澄(たいちょう)が創建したと伝えられる古刹。泰澄は岩屋に千手観音像を安置し、自生山岩屋寺と…
石川県輪島市にある建物が国の重要文化財、庭園が国の名勝に指定されるのが重要文化財 時國家(下時国家)。初代は文治元年(1185年)、能登に配流された平時忠(たいらのときただ)という時国家には、現在、上時国家(本家)と下時…
石川県金沢市清川町・寺町にある坂道がW坂。犀川に架かる桜橋付近(清川町)から高台の寺町に上る急坂で、何度も鋭角に折れ曲がりその名のとおりまさしくWに見えるもの。藩政時代には、坂の上に石工の職人町があり、石伐坂(いしきりざ…
石川県輪島市の朝市通りで開かれるのが輪島朝市。神社の祭日ごとに立った物々交換の市が輪島の朝市のルーツといわれ、その歴史は1000年にも及ぶといわれ、千葉県の勝浦朝市、岐阜県の高山朝市とともに日本三大朝市にも数えられ、その…
石川県金沢市湯涌町、養老2年(718年)開湯という歴史ある湯涌温泉の共同湯が湯涌温泉総湯白鷺の湯。近郷の農夫が温泉で癒すシラサギを見て発見したと伝えられることが名の由来です。現在の総湯は、平成11年にリニューアルされた近…
石川県加賀市、かっては、日に七度色を変え、「彩湖」と言われた湖が柴山潟(しばやまがた)。今江潟、木場潟、柴山潟の加賀三湖(海跡湖)のひとつで湖畔には片山津温泉があり、湖に面して片山津温泉が建っています。周囲7kmの柴山潟…
石川県加賀市、加賀温泉郷のひとつ、片山津温泉の中心にある共同湯が片山津温泉総湯。柴山潟の湖畔にたたずむガラス張りの建物で、お洒落な美術館のような外観。「潟の湯」、「森の湯」2つの浴室に「まちカフェ」が併設され、2階には白…
北陸でも有数の温泉郷・和倉温泉(石川県七尾市)の温泉街の中央にある共同湯が和倉温泉総湯。初代の総湯は明治32年に建てられたもので、現在の建物は平成23年に建てられた7代目のもの。大浴場には、打たせ湯、サウナ、バイブレーシ…
石川県金沢市粟崎町からかほく市に至る延長20kmの砂丘で、日本海と河北潟(かほくがた)を隔てるのが内灘砂丘。途中、河北潟干拓事業で造られた河北潟放水路が通っていまする。幅1km、平均標高約20mの砂丘は、かつて「米軍試射…
石川県加賀市橋立、北前船の船主集落として加賀市加賀橋立伝統的建造物群保存地区に指定される加賀橋立。江戸時代から明治中期にかけて、日本海の舟運として活躍し、京・大坂と北陸を結んだ北前船の船主・酒谷家の屋敷と庭園が北前船主屋…