元興寺極楽坊
奈良県奈良市にある元興寺(がんごうじ)はかつて南都七大寺として栄えた寺。蘇我馬子(そがのうまこ)が飛鳥(あすか)に建立した日本最古の本格的仏教寺院・法興寺(現・飛鳥寺)が平城京遷都に際して平城京(奈良)に移転し、元興寺と…
奈良県奈良市にある元興寺(がんごうじ)はかつて南都七大寺として栄えた寺。蘇我馬子(そがのうまこ)が飛鳥(あすか)に建立した日本最古の本格的仏教寺院・法興寺(現・飛鳥寺)が平城京遷都に際して平城京(奈良)に移転し、元興寺と…
奈良県奈良市にある南都七大寺のひとつに数えられる古刹が大安寺(だいあんじ)。聖徳太子が平群郡額田部に建立した熊凝精舎が創始で、推古天皇30年(622年)、推古天皇が田村皇子(後の舒明天皇)を派遣して聖徳太子の病気を見舞っ…
奈良県奈良市の奈良公園にある周囲360mの池が猿沢池(さるさわのいけ)。猿沢池から眺めた興福寺の五重塔は、奈良でもっとも人気のある景色で、「猿沢池月」 は、室町時代に誕生した南都八景のひとつ。池はもともと興福寺が行なう『…
生駒山(奈良県生駒市)に架かるケーブルカーで、近畿日本鉄道生駒鋼索線が正式名ですが一般には生駒ケーブルと呼ばれています。鳥居前駅~宝山寺駅の宝山寺線(全長948m、標高差146m、最大勾配227‰=大正7年開通、)と宝山…
昭和38年、奈良県吉野町、紀の川水系津風呂川に建設された津風呂ダムのダム湖が津風呂湖。利水専用の多目的ダムで、周辺地域の上水道や灌漑用水に利用されています。堤高54.3mで、ダム堰堤からは湖の奥に竜門岳(904.1m)を…
奈良県御所市にある巨大な方墳が、室ネコ塚古墳(猫塚古墳)。葛城地方では最大の前方後円墳である室宮山古墳(むろみややまこふん/5世紀初頭築造、墳丘長238m)の陪塚(ばいちょう)で、室宮山古墳の周濠に外にある周堤にのるよう…
奈良県御所市にある巨大な前方後円墳が室宮山古墳(むろみややまこふん)。墳丘長も200mを超える墳丘長238mで、全国の巨大古墳TOP20にランクインしています(国内18位の巨大古墳)。5世紀初頭の築造で、周濠が築かれ、周…
奈良県奈良市丸山にある巨大な円墳が富雄丸山古墳(とみおまるやまこふん)。平成29年度の航空レーザ測量、平成30年度の発掘調査で、墳頂部に粘土槨 (埋葬施設) をもつ直径109mの造出し付円墳(日本最大の円墳)であることが…
奈良県橿原市鳥屋町にある一辺90mという巨大な方墳が桝山古墳(ますやまこふん)。宮内庁により、身狭桃花鳥坂墓(むさのつきさかのはか)として、第10代崇神天皇(すじんてんのう)皇子の倭彦命(やまとひこのみこと)の墓に治定さ…
奈良県吉野郡下北山村を流れる北山川(熊野川水系)に昭和40年に完成した堤高110.0mのアーチ式コンクリートダムが池原ダム。熊野川開発全体計画の中核施設となる発電用のダム。ダム湖の池原湖は、近畿地方最大の人造湖で、ダム湖…
春日大社の社前、三条通に面して立つのが一之鳥居。かつては春日大社と興福寺旧境内との境に立っていました。平安時代の承和3年(836年)に創建されたと伝わる鳥居で、現存する鳥居は寛永11年(1638年)の再建。高さ6.75m…
宮島の朱丹の大鳥居(重要文化財)、四天王寺の石の鳥居(重要文化財)と並んで「日本三大鳥居」に数えられるのが吉野山金峯山寺(きんぷせんじ)の銅の鳥居(かねのとりい)。銅製で、高さ7.5m。こちらも国の重要文化財。鋳銅製の円…
毎年12月31日19:00~翌年1月1日5:00、奈良県桜井市の長谷寺で『本尊開帳法要・観音万燈会』が執り行なわれます。家内安全、開運隆昌などの願いを込めた燈明、万燈籠を観音様に供えます。12月31日16:00~本尊閉帳…
2023年8月18日(金)〜8月20日(日)16:00〜21:30、奈良県奈良市の平城宮跡で『天平たなばた祭り』が開催されます。天平七夕行列や各種ステージイベントが行なわれます。七夕は平城京の宮城である平城宮で盛んに行…
奈良県橿原市の南端の岩船山(130m)の頂上近くにある古代の巨大石造物のひとつが益田岩船(ますだのいわふね)。東西11m、南北8m、高さ4.7mの花崗岩の巨岩で、重量は推定800トンとも。哲学者・梅原猛は、著書『飛鳥とは…
生駒聖天として商売繁盛の御利益で知られる奈良県生駒市の古刹、宝山寺(ほうざんじ)。古来から神聖視された生駒山の山麓にあり、参詣のため近鉄生駒駅と生駒山上を結ぶ近鉄生駒ケーブルの中間駅・宝山寺駅も設置。東京都台東区浅草の待…
2024年3月23日(土)〜4月14日(日)、奈良県吉野町で吉野山『桜まつり・桜ライトアップ』が行なわれます。吉野山の蔵王権現(現・金峯山寺)に参詣する庶民が1000年以上に渡って黙々と植え続けた吉野山の山桜。シロヤマザ…
吉野山は、山麓から山上にかけて下千本(しもせんぼん)、中千本、上千本(かみせんぼん)、奥千本と分かれていますが、最奥にあり、もっとも開花が遅いのが奥千本。金峯神社周辺が奥千本で、時間の制限のあるツアー客などが訪れないため…