松見公園

松見公園

茨城県つくば市天久保にある3.8haの都市公園が松見公園。筑波大学キャンパスや、研究機関などに囲まれたなか、日本庭園(池泉回遊式庭園)が配され、さらに松見公園展望塔が建つというユニークな公園です。鯉が群れる池の周囲には東屋、滝なども配され、夏は緑の木陰や涼を求める人の姿も多いのが特徴。

美しい池泉回遊式庭園と展望塔を有した都市公園

松見公園

松見公園は、洞峰公園とともに筑波研究学園都市建設の初期(諸機関の移転完了は昭和55年)から整備された公園で昭和51年6月1日の開園。
池泉回遊式の日本庭園は、池の周囲をのんびりと散策ができ、その横には芝生広場も配されています。
筑波研究学園都市の憩いの場として築かれた公園というわけなのです。

松見公園展望塔に隣接するレストハウスは、栓抜き(せんぬき)に似た形状から「栓抜きタワー」と称される展望塔と同様に、1970年(昭和45年)の日本万国博覧会(大阪万博)でエキスポタワーを築き、1985年(昭和60年)の国際科学技術博覧会(つくば科学万博)ではマスタープラン作成委員として外国館をデザインした菊竹清訓(きくたけきよのり)の設計(つくば科学万博開催以前、昭和51年の完成)。

レストハウスを対岸から眺めると、池に浮かんでいるように感じますが、それこそが設計者である菊竹清訓の魔術なのかもしれません。

松見公園
名称 松見公園/まつみこうえん
所在地 茨城県つくば市天久保1-4
関連HP つくば市公式ホームページ
電車・バスで つくばエクススプレスつくば駅から徒歩15分
ドライブで 圏央道つくば中央ICから約5km
駐車場 松見公園駐車場(53台/20分まで無料、以降有料)
問い合わせ 松見公園 TEL:029-851-5705/FAX:029-851-5705
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
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