仏教の守護神で、陽炎(かげろう)が神格化したもの。中世以降は武士に信仰され、猪を眷属(けんぞく)に従える摩利支天像に必勝祈願することも。日本三大摩利支天は、東京・アメ横の摩利支天徳大寺、金沢市の宝泉寺、そして京都・建仁寺塔頭(たっちゅう)の禅居庵です。
摩利支天徳大寺|東京都台東区
所在地:東京都台東区上野4-6-2
宗派:日蓮宗
創建年:江戸時代前期
ご利益:摩利支天像は関東大震災、東京大空襲などの災厄からも逃れ、厄を祓い、福を招き、運を開く開運勝利の守護神として信仰されています
宝泉寺|金沢市
所在地:石川県金沢市子来町57
宗派:高野山真言宗
創建年:慶長11年(1606年)
ご利益:本尊・摩利支天像は加賀藩初代藩主・前田利家の守本尊で、武運祈願、護身除災の信仰を集めています
禅居庵|京都市
所在地:京都府京都市東山区大和大路通四条下る4丁目小松町146
宗派:臨済宗建仁寺派
創建年:元弘年間(1331年〜1333年)
ご利益:清拙正澄は、嘉暦元年(1326年)、北条高時の招きで来日する際、袈裟に包んで摩利支天像を持参と伝えられる秘仏で、除災開運にご利益が大とされています
開催日時 | 三大天神、三大えびす、三大観音、三大三島、三大聖天、三大稲荷と相互リンクをお願いします |
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