徳融寺
奈良県奈良市、ならまち地域にある融通念仏宗の寺、徳融寺。奈良時代の貴族、藤原豊成(ふじわらのとよなり=中将姫の父)の邸跡と伝えられる地に建つ寺で、『当麻曼荼羅』(たいままんだら)で知られる中将姫と藤原豊成の宝篋印石塔(ほ…
奈良県奈良市、ならまち地域にある融通念仏宗の寺、徳融寺。奈良時代の貴族、藤原豊成(ふじわらのとよなり=中将姫の父)の邸跡と伝えられる地に建つ寺で、『当麻曼荼羅』(たいままんだら)で知られる中将姫と藤原豊成の宝篋印石塔(ほ…
奈良県奈良市西新屋町、元興寺の門前町として栄え、かつての奈良町の面影を今に伝える西新屋町にある私設の資料館が奈良町資料館。昭和60年にオープンした資料館の館内では、奈良町に伝わる元興寺ゆかりの仏像や各種民具、懐かしい昔の…
奈良県奈良市元興寺町にある奈良町の伝統的な町家を細部まで再現した施設。間口が狭く奥行きが深い建物で、みせの間、中の間、奥の間、中庭、離れ、蔵、渡り廊下でつながった風呂場、箱階段(階段状の家具)で上がった2階などが見学でき…
奈良県奈良市雑司町、正倉院の北に建つ東大寺の末寺が空海寺。本堂内に空海が造ったと伝わる霊窟があり、そこに本尊を安置したため「穴地蔵」と呼ばれていた古刹。空海が草庵にしていたとき「いろは仮名」を作ったとも伝えられる場所です…
奈良県奈良市にある真言律宗の古刹が海龍王寺。天平3年(731年)の創建と伝えられ、光明皇后の皇后宮(藤原不比等の邸宅跡=現在の法華寺あたり)の北東隅に(あるいは平城宮の東北隅に)建てられたことからもとは隅寺(すみでら)と…
奈良市高畑大道町にある昭和初期に志賀直哉(しがなおや)自身が設計した邸宅が志賀直哉旧居。文豪・志賀直哉は大正14年、京都の山科から奈良に移り住み、4年後の昭和4年、高畑に新居を建て、昭和13年4月、鎌倉に転居するまでの9…
奈良県奈良市柳生町にある柳生藩家老の武家屋敷が旧柳生藩家老屋敷。江戸時代末期の柳生藩1万2000石の家老・小山田主鈴(おやまだしゅれい)の屋敷(隠居宅)だった建物が現存。今も残る美しい石垣には天保12年(1841年)、尾…
奈良県奈良市柳生町、寛永19年(1642年)、柳生藩初代藩主・柳生宗矩(やぎゅうむねのり)が菩提寺の芳徳寺建立後、3年を費やして建てた坪数1347坪(『柳生藩日記』)の陣屋の跡が旧柳生藩陣屋跡。徳川家の剣術指南役だった柳…
奈良県奈良市柳生町、柳生と奈良を結ぶ柳生街道の柳生側入口近くに、大きな花崗岩に浮彫りされた地像菩薩像が立っていますがこれが柳生疱瘡地蔵(やぎゅうほうそうじぞう)。元応元年(1319年)11月の銘があることから、鎌倉時代に…
奈良県奈良市柳生下町にある臨済宗大徳寺派の寺が芳徳寺(ほうとくじ)。寛永15年(1638年)、大和国柳生藩主で、将軍家兵法指南役の柳生宗矩(やぎゅうむねのり)が開基、柳生の里を一望する山王台に建てられた寺は、以後、柳生家…
奈良県宇陀市大宇陀区にある歴史ある吉野葛の製造販売元が森野吉野葛本舗。奈良県吉野地方の名産が、吉野葛(よしのくず)。根から良質のでんぷんがとれる葛を粉にしたものが葛粉だが、森野の吉野本葛は、とくに野生の葛根のみを原料にし…
奈良県宇陀市大宇陀区にある吉野葛製造販売の老舗「森野吉野葛本舗」の裏山に広がる、国の史跡に指定された薬草園が、森野旧薬園。葛粉を作り始めて11代目の森野藤助(もりのとうすけ )が享保年間に自宅の裏山に開いた薬草…
奈良県吉野郡吉野町吉野山、如意輪寺境内にあるのが後醍醐天皇陵(ごだいごてんのうりょう)。鎌倉幕府を倒して建武新政を実施したものの、足利尊氏(あしかがたかうじ)の離反により、南朝政権(吉野朝廷)の樹立を余儀なくされた後醍醐…
奈良県吉野郡吉野町、飛鳥時代から奈良時代にかけて吉野宮(よしののみや)のあった所とされる宮滝地区。斉明、天武、持統、文武、元正、 聖武天皇がたびたび訪れたと伝わる景勝地が吉野川の宮滝です。滝はいわゆる瀑布の意味ではなく、…
奈良県奈良市、奈良から春日山(かすがやま)を越え、柳生(やぎゅう)を結ぶ旧道が柳生街道(滝坂の道)。その滝坂の道の柳生側、藩政時代に整備された2.5kmの石畳のとぎれた三叉路にあるのが首切り地蔵。荒木又右衛門(あらきまた…
奈良県奈良市、奈良から春日山(かすがやま)を越え、柳生(やぎゅう)を結ぶ旧道が柳生街道(滝坂の道)。世界遺産にも指定された春日山原始林の鬱蒼とした巨木が茂るなかを石畳の道が続いています。現在残された2.5kmにわたる石畳…
奈良県奈良市、奈良と柳生を結ぶ柳生街道(滝坂の道)途中にある岩に刻まれた磨崖仏が柳生街道・寝仏。智拳印(ちけんいん)を結ぶ金剛界大日如来坐像(像高48cm)部分が街道脇に転がり落ち、仏様が寝ころんだ状態になっているのがそ…
奈良県奈良市、江戸時代に奈良奉行によって敷かれた石畳の柳生街道(滝坂の道)沿いにあるのが柳生街道・夕日観音。街道から少し斜面を登った場所にある巨岩に刻まれた弥勒磨崖仏(みろくまがいぶつ)。鎌倉時代の作といわれ、夕日を受け…