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日本の巨大ダム(総貯水容量) ベスト10

日本の巨大ダム(総貯水容量)

ダムの大きさは堤高でも表現しますが、その機能を考えると総貯水容量も大切。水がめの役割は、発電だけでなく、上水道、工業用水、農業用水、さらには洪水防止と多目的に活用されているのです。さらに加えて、湖上遊覧など観光スポットになっている場合も。そんなダムを総貯水量でランキングしてみました。

第1位 徳山ダム|徳山湖

総貯水容量:6億6000万立法メートル
所在地:岐阜県揖斐郡揖斐川町開田
水系・河川:木曽川水系・揖斐川
形式:ロックフィルダム
完成年:平成20年
管理者:水資源機構
ダム湖:徳山湖
備考:堤高161.0mは日本第3位、日本最大の多目的ダムで、東海3県の水がめ

徳山ダム(徳山湖)

岐阜県揖斐郡揖斐川町(いびがわちょう)の揖斐川上流部に建設された巨大なロックフィルダム(堤高161m)が徳山ダム。ダム建設に伴って、徳山村の全村が水没し、ダムの必要性と公共性のバランスが問われることになりました。ダム湖の徳山湖は、総貯水容量

第2位 奥只見ダム|奥只見湖

総貯水容量:6億100万立法メートル
所在地:新潟県魚沼市・福島県南会津郡檜枝岐村
水系・河川:阿賀野川水系・只見川
形式:重力式コンクリートダム
完成年:昭和35年
管理者:電源開発
ダム湖:奥只見湖(ダム湖百選)
備考:堤高157.0mは日本5位で、日本一高い重力式コンクリートダム、奥只見湖の総貯水容量は日本2位、湛水面積日本3位

奥只見ダム

新潟県魚沼市と県南会津郡檜枝岐村にまたがり、只見川(阿賀野川水系)最上流部に、只見川電源開発計画で昭和35年に完成した重力式コンクリートダムが奥只見ダム。完成から時を経ていますが、堤高157.0mは、重力式コンクリートダムでは日本一の高さを

奥只見湖(銀山湖)

奥只見シルバーライン(新潟県道50号小出奥只見線)の終点、奥只見ダムのダム湖が奥只見湖。正式名は、銀山湖ですが、奥只見湖と通称されています。標高750mに位置し、昭和35年、只見川をせき止めて建設された奥只見ダムのダム湖で、周囲の山々から豊

奥只見湖遊覧船

尾瀬への入口にもあたる奥只見ダムのダムサイト(奥只見遊覧船乗り場)から奥只見周遊コース、銀山平コース(奥只見〜銀山平/所要40分/不定期航路・利用日の1週間前まで、10名以上で奥只見観光に要予約、紅葉シーズンは定期運行)、尾瀬口コース(奥只

奥只見スロープカー

新潟県魚沼市、奥只見ダムのダム下の駐車場とダムサイト(ダム広場)を結ぶ乗り物が奥只見スロープカー。標高差50mを、片道約4分で結んでいます(定員40名、車イス利用可/有料)。一見すると小型のケーブルカーのようですが、実は鉄道の一種、索道(ケ

第3位 田子倉ダム|田子倉湖

総貯水容量:4億9400万立法メートル
所在地:福島県南会津郡只見町田子倉
水系・河川:阿賀野川水系・只見川
形式:重力式コンクリートダム
完成年:昭和34年
管理者:電源開発
ダム湖:田子倉湖(ダム湖百選)
備考:奥只見ダムに次ぐ、日本第2位の出力のある水力発電所、重力式コンクリートダムとしては堤体積日本2位、田子倉湖の湛水面積は日本6位

田子倉ダム(田子倉湖)

福島県南会津郡只見町を流れる只見川(阿賀野川水系)を堰き止めた重力式コンクリートダムが田子倉ダム(昭和35年10月完成)。堤高145.0m、堤頂長462.0m、上流にある奥只見ダム(ともに只見川の電源開発で建設)とともに日本有数のダムで、ダ

第4位 夕張シューパロダム|シューパロ湖

総貯水容量:4億3300万立法メートル
所在地:北海道夕張市南部青葉町573
水系・河川:石狩川水系・夕張川
形式:重力式コンクリートダム
完成年:平成27年
管理者:国土交通省
ダム湖:シューパロ湖
備考:湛水面積は日本2位

夕張シューパロダム(シューパロ湖)

北海道夕張市を流れる夕張川の上流部に平成27年3月7日に完成したダムが夕張シューパロダム。堤高110.6mの重力式コンクリートダムで、北海道最大、日本国内最大級の多目的ダム。ダム湖はシューパロ湖と命名されています。ダム湖には、昭和37年に建

第5位 御母衣ダム|御母衣湖

総貯水容量:3億7000万立法メートル
所在地:岐阜県大野郡白川村御母衣
水系・河川:庄川水系・庄川
形式:ロックフィルダム
完成年:昭和36年
管理者:電源開発
ダム湖:御母衣湖
備考:ロックフィル式ダムとしては世界最大級、湛水面積は日本8位、水没予定地から移植された荘川桜でも有名

御母衣ダム

関西方面への電力供給を目的に昭和35年、庄川をせきとめて造られた高さ131m、長さ405m、有効貯水量3億3000万立方メートルの大規模ダムが御母衣ダム(みぼろだむ/岐阜県白川村)。岩石を台形に積み上げ、中心部に粘土、外側に砂や砂利を入れて

荘川桜

高山市荘川町にある荘川桜は御母衣(みぼろ)ダム建設で水没した旧荘川村、御母衣集落・光輪寺、照蓮寺境内にあった推定樹齢450年のエドヒガンの古木2本を日本随一の桜研究家・笹部新太郎が苦心の末に湖畔を通る道路沿いに移植したもの。桜のあった場所か

第6位 九頭竜ダム|九頭竜湖

総貯水容量:3億5300万立法メートル
所在地:福井県大野市長野
水系・河川:九頭竜川水系・九頭竜川
形式:ロックフィルダム
完成年:昭和43年
管理者:国土交通省・電源開発
ダム湖:九頭竜湖
備考:湛水面積は日本7位(中禅寺湖を除外した順位)、湖に架る箱ヶ瀬橋は本四連絡橋・瀬戸大橋のプロトタイプとなった吊り橋

九頭竜湖(九頭竜ダム)

福井県大野市、一級河川・九頭竜川(くずりゅうがわ)水系九頭竜川に建設されたダムが九頭竜ダム。昭和34年の伊勢湾台風による洪水などの被害により、九頭竜川の治水利水が急務となり、九頭竜川の上流に九頭竜ダム(旧名は長野ダム)を建設。昭和43年に完

第7位 池原ダム|池原湖

総貯水容量:3億3840万立法メートル
所在地:奈良県吉野郡下北山村
水系・河川:熊野川水系・北山川
形式:アーチダム
完成年:昭和39年
管理者:電源開発
ダム湖:池原湖(ダム湖百選)
備考:湛水面積は日本9位、アーチダムとしては日本一の貯水量

池原ダム(池原湖)

奈良県吉野郡下北山村を流れる北山川(熊野川水系)に昭和40年に完成した堤高110.0mのアーチ式コンクリートダムが池原ダム。熊野川開発全体計画の中核施設となる発電用のダム。ダム湖の池原湖は、近畿地方最大の人造湖で、ダム湖百選に選定。ダム湖周

第8位 佐久間ダム|佐久間湖

総貯水容量:3億2685万立法メートル
所在地:静岡県浜松市天竜区佐久間町・愛知県北設楽郡豊根村
水系・河川:天竜川水系・天竜川
形式:重力式コンクリートダム
完成年:昭和31年
管理者:電源開発
ダム湖:佐久間湖(ダム湖百選)
備考:日本の土木史において「金字塔」と称えられるダム

佐久間ダム(佐久間湖)

静岡県浜松市天竜区佐久間町と愛知県北設楽郡豊根村の境界を流れる天竜川に、電力供給を目的に、昭和31年に完成した巨大なダムが佐久間ダム。高度成長期に、バンク・オブ・アメリカから総額900万ドルの借款を得て、建設費に充当。その後の大規模ダム建設

第9位 早明浦ダム|さめうら湖

総貯水容量:3億1600万立法メートル
所在地:高知県長岡郡本山町・土佐郡土佐町
水系・河川:吉野川水系・吉野川
形式:重力式コンクリートダム
完成年:昭和52年
管理者:水資源機構
ダム湖:さめうら湖(ダム湖百選)
備考:西日本で2位、四国では最大のダム湖

早明浦ダム

早明浦ダム(さめうらだむ)は、吉野川総合開発計画に基づき、高知県長岡郡本山町と土佐郡土佐町にまたがる吉野川本流の上流部に昭和48年に完成したダム。多目的ダムとして西日本一の規模を誇り、貯水量は全国第8位。四国4県に分水され、「四国の水がめ」

第10位 一ツ瀬ダム|米良湖

総貯水容量:2億6131万立法メートル
所在地:宮崎県西都市片内
水系・河川:一ツ瀬川水系・一ツ瀬川
形式:アーチダム
完成年:昭和38年
管理者:九州電力
ダム湖:米良湖
備考:九州最大のダム湖、湛水面積686haは、アーチダムとしては日本最大

一ツ瀬ダム(米良湖)

宮崎県西都市を流れる一ツ瀬川に昭和38年に築かれた堤高130.0mという巨大なアーチ式コンクリートダムが一ツ瀬ダム。九州電力の発電用ダムで、ダム湖は米良湖(めらこ)と名付けられ、その水は一ツ瀬発電所に送水されています。湛水面積686haは

次点 第11位 玉川ダム|宝仙湖

総貯水容量:2億5400万立法メートル
所在地:秋田県仙北市田沢湖玉川字下水無92
水系・河川:雄物川水系・玉川
形式:重力式コンクリートダム
完成年:平成2年
管理者:国土交通省
ダム湖:宝仙湖(ダム湖百選)
備考:東北3位の巨大人造湖、湛水面積は日本10位、玉川の水質改善も目的のひとつ

玉川ダム(宝仙湖)

秋田県仙北市、玉川(雄物川水系)に17年の歳月を費やして平成2年に完成した堤高高さ100.0mの重力式コンクリートダムが玉川ダム。治水、利水、そして温泉が流れ込む玉川の水質改善を目的にした多目的ダム。ダム湖の宝仙湖は、湛水面積830.0

掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

日本の巨大ダム(堤高) ベスト10

ダムの大きさを測る物差しとしてもっともシンプルなのが堤高(ていこう)。つまりはダムの堰堤の高さです。基礎地盤からダムの一番上までの高さなので、下から見上げたときの迫力などに反映されるのもこの堤高。アーチダム、ロックフィルダム、重力式コンクリ

日本の巨大ダム(湛水面積) ベスト10

ダムの規模を測る物差しは、堤高(ていこう)、総貯水容量、湛水面積の3つがメインですが、目で見てはっきりとわかるダムの雄大さは、やはり湛水面積です。湖の広がりなどから大きなダム湖は自然湖のようです。中禅寺湖も自然湖に中禅寺ダムで補強したもので

アーチダム ベスト3

黒部ダムなどでおなじみのアーチダム。正しくはアーチ式コンクリートダム(Concrete Arch Dam)で、コンクリートの量を節約できますが、ダムに掛かる水圧をアーチにより両側の岩盤に分散させる必要があるため、両岸に強固な岩盤が必要となり

ロックフィルダム ベスト3

中心部の粘土質のコア材(遮水壁)を入れ、岩石や土砂を積み上げて建設するダムが、ロックフィルダム(Rockfill dam)。地盤の問題でコンクリートダムが建設できない場所に築かれるダムです。ダム本体の体積では日本のトップスリーはすべてロック

重力式コンクリートダム ベスト3

ダムの中でももっとのポピュラーな形式が重力式コンクリートダム(concrete gravity dam) 。重力式ダムと略されるように、ダム堤体の自重でダム湖の水圧に耐えるスタイルのダムです。そのためには花崗岩や安山岩などの固い岩盤が必要。

日本の高所ダム ベスト3

日本一高所にあるダムを黒部ダムだとする記事もありますが、実は大間違い。日本最高所のダムは、長野県南佐久郡南相木村の南相木ダムで標高1532m。以下、野反ダム(1517m)、上日川ダム(1486m)と続きます。3ダムともロックフィルダムで、発

 

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