鹿児島県南九州市川辺町、万之瀬川の上流、水元神社脇から湧き出す清水が、清水の湧水(きよみずのゆうすい)。鹿児島県特有のシラス台地の崖の下から1日6000tも湧き出し、環境省の「名水百選」(昭和の名水百選)にも選定。飲料用にはもちろんのこと、生活用水、潅漑用水としても活用されてきました。
環境省の「名水百選」にも選定の清水が湧き出す
かつては地域住民による保全委員会が大切に管理していましたが、現在は南九州市の管理となり、川辺町エリアの上水道に利用されています。
pH値は7.8前後の体液に近い弱アルカリ性で、無色透明、無味無臭。
旧川辺町は、「心やすらぐ清水の里」として国土交通省の「心やすらぐ清水の里」にも選定。
正徳5年(1715年)に水元権現として創建した水元神社にある「薩摩塔」は、九州各地に分布する石塔で、中国との交易に由来する石塔とも推測されるもの。
清水の湧水近くには清水磨崖仏群(きよみずまがいぶつぐん=平安時代末期~明治の磨崖仏200体)を保存する岩屋公園も整備され、見学が可能。
また近くを走る国道225号には人気のある「道の駅川辺やすらぎの郷」があるので寄り道をおすすめ。
清水の湧水 | |
名称 | 清水の湧水/きよみずのゆうすい |
所在地 | 鹿児島県南九州市川辺町清水 |
関連HP | 南九州市公式ホームページ |
電車・バスで | JR鹿児島中央駅から鹿児島交通バス川辺経由枕崎駅行きで1時間15分、川辺やすらぎの郷下車、徒歩40分 |
ドライブで | 南薩縦貫道南九州川辺ICから約2km |
駐車場 | あり/無料 |
問い合わせ | 南九州市商工観光課観光交流係 TEL:0993-83-2511 |
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